落ち着きと控えめなグレー
カラーのチカラであなたを笑顔にする、サイ・カラーセラピスト菅野かおりです。
今回も色の特徴と効果的な使い方をお伝えします。
白でもなく黒でもない、曖昧な色、グレー。
どんよりと曇ったグレーの空は、はっきりせず、不安を感じさせます。
そのイメージ通りグレーは、漠然とした状況を表し、疑わしいことの形容詞にも使われます。
そんなマイナスのイメージも強いですが、日本では「詫び・寂び」に通じる静かな落ち着いた色として古くから親しまれていました。
前回お伝えしたブラウンで「四十八茶百鼠」という言葉を紹介しましたが、グレーは江戸時代から庶民に愛されていた色なのです。
控えめで自己主張のないグレー系のファッションは、組織などで補佐的な役割を果たしたい時に適しています。
特に、謝罪をする時、苦言を呈する時は、淡いグレーがおススメです。
個性を隠して、従順さををアピールする効果があります。
また、どんな色とも合わせられる色なので、鮮やかで派手な色を組み合わせるとモダンな洗練されたイメージに、淡い色と合わせると上品で奥ゆかしい印象になります。
次回はブラックについてお知らせしますのでどうぞお楽しみに。
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