白と黒の不思議
カラーのチカラであなたを笑顔にする、サイ・カラーセラピスト菅野かおりです。
今回は対照的な『白』と『黒』について考えてみたいと思います。
◎白と黒が入った慣用句は?
よく使われるのは「白黒つける」。
「黒白をつける(こくびゃくをつける)」ともいい、物事の正邪・善悪・是非をはっきりさせるという意味です。
当然のことながら、白が正・全・是で、黒が邪・悪・非です。
他にも「黒白を争う」、「黒白を明らかにする」、「黒白を弁ぜず」などありますが、
白が正・全・是で、黒が邪・悪・非の意味で使われています。
◎白い動物は吉兆で黒い動物は不吉?
白は多くの宗教や国で神の象徴とされる色です。
白馬、白鳥、白蛇など白のついた動物や白酒、白木、神主や巫女の白衣、白袴などのものは
神聖性のシンボルです。
その一方、黒猫やカラスなど黒い動物は不吉とされています。
◎では、白と黒の動物は?
白と黒の動物といったら、パンダ。
上野動物園で6月に生まれたシャンシャンの可愛らしさといったら!
他にもシマウマ、マレーバク、シャチ、イルカ…
自然界では目立ってしまいそうな気がするのですが、意外と保護色だったり、
そのインパクトで驚かせて小魚を食べたりとちゃんと理由があってのことのようです。
さんざん、白は良、黒は悪のような扱いだったのに、この2つが一緒になると途端に
可愛らしくなってしまう不思議。
そういう我が家の犬も白と黒。
もちろん、可愛くて可愛くてたまりません。
次回もどうぞお楽しみに。
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